卒業生インタビュー 佐藤 郁子さん(第10期生)

佐藤 郁子さん(第10期生)
今回メッセージをお寄せいただいたのは、現在は東京都内で税理士として事務所を運営され、同窓会の書記と監査を務められている佐藤 郁子(第10期生)さんです。

今回メッセージをお寄せいただいたのは、現在は東京都内で税理士として事務所を運営され、同窓会の書記と監査を務められている佐藤 郁子(第10期生)さんです。
人付き合いもあまり積極的な人間ではなく、真面目な学生でしたね。勉強に力を入れ始めたのは高校からで、自分の目指したいものを意識して、大学に行きたいな、と。高校時代はコツコツ勉強してましたが、現役では進学できず1年浪人して大学に行きました。当時は大学が狭き枠で、推薦入試もなかったですから。
同じ中学で高校も同じ光丘だった友達も、大学進学を目指して一緒に勉強していました。仲良く浪人して同じ大学に行きました。
私は大学在学中に税理士を目指して勉強し始め、大学院を経て税理士になりました。
勉強中心の高校生活で、おもしろかったのは体育祭です。綱引きとか盛り上がったのが印象に残っています。勝ったか負けたかも覚えていませんけど(笑)
放課後に遊んだりとか、みんなとの繋がりはほとんどなかったタイプなんですよ。なので、同窓のつながりはほとんどありませんでした。
そんな私が同窓会の役員を務めることになったのは、たまたまふと目にした同窓会20周年の周年イベントに参加した時ですね。同窓会の事務局長を務められている加藤さんとお会いしてお話しして、後日「同窓会の運営をお手伝いしてくれませんか」という連絡をいただきました。
税理士としての知見が役立つならとも思いましたし、仕事場が遠くないことや土日の限られた時間でよければ、とお引き受けすることにしたんです。
私からお伝えできることがあるとすれば、自分の進路を定めることでしょうか。特に高校、大学の早い時期から進路を意識することは大事だと思います。
目的なしに大学へ行って、そのままフラフラして不遇な人生を送られている人もたくさん見てきました。大学院の同級生の話になりますが、夜間高校を出て、すぐ働いて公務員になってから、夜間の大学を経て大学院に進み、会計・税務を学んだ人もいて、今も仲良くしています。
人生に遅いということはないですし、どこで変わっていくかもわかりません。目的を持てば良い人生を送れると思います。諦めないことが大事ですね。